クイストゴーヴィンテージ食器

イェンス・ハラルド・クイストゴーは現代史において最も影響力のある北欧デザイナーであり、また彼の名前とダンスクデザインは切っても切り離せない関係です。北欧のヴィンテージ食器を想像するとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、クイストゴーの洗練された、時代を感じさせないデザインのテーブルウェアたちです。

数十年にわたり、彼は膨大な種類のさまざまな家庭用品を制作し、現在ではその価値が高く評価され、ニューヨーク近代美術館をはじめとする世界中の美術館で展示されています。

当店では、クイストゴーの中でも最も象徴的なヴィンテージ食器を、簡単にお買い求め頂けます。そのほとんどは数十年前に生産中止されており、現在は希少なコレクター品として取引されております。当店のコレクションのアイテムはすべて北欧諸国で製造されたものです。

日本宛てにも発送致します。

クイストゴーの歴史

イェンス・ハラルド・クイストゴーは1919に生まれ、デンマークのコペンハーゲンで育ち、幼い頃から並外れた芸術的才能を発揮しました。彼は父親から彫刻家としての訓練を受ける一方、鍛冶屋や大工といった、地元の職人の仕事にも強い興味を持ち、それらの基礎も学びました。

クイストゴーは、製図や銀細工に関する正式な技術教育を受けた後、さまざまな家庭用品のデザインを始めました。 1950 年代初頭には頭角を現すようになり、すぐにアメリカの会社ダンスクデザインのチーフデザイナーに抜擢され、1980 年代初頭までその職を務めました。

クイストゴーは、ダンスクデザインに勤務していた間に、今では有名なフレームストーンセットなど、彼の監督のもとで多くの象徴的なテーブルウェアセットを生み出し、世界的に有名になりました。クイストゴーの製作活動は60 年代にピークを迎え、そのデザインは北欧ヴィンテージの代名詞ともいえる存在となって、今日まで続いています。

80年代にクイストゴーはヨーロッパに戻りますが、その後最終的にはデンマークに帰り、2008年にその生涯を終えました。