グスタフスベリヴィンテージ食器

グスタフスベリ磁器は、スカンジナビアの中でも最も有名で評価の高い生産地でつくられています。北欧で作られたヴィンテージの食器の中でも、スウェーデンのグスタフスベリブランドは、その時代に左右されない「タイムレス」で洗練されたデザインと、特徴的なロゴにより、有名な北欧のデザイナーや職人の作品として他の食器とは明確に区別され、現在では貴重な収集品としても大変人気があります。

厳選されたグスタフスベリのヴィンテージ食器を取り揃えております。当店のセレクションをぜひご覧ください。

当店の在庫品はすべて北欧諸国で作られたものです。

日本を含む世界中の国に発送しております。

グスタフスベリの歴史

グスタフスベリの陶磁器工場の起源は、17 世紀に貴族がストックホルムのグスタフスベリ近郊にレンガ工場を建設したことに遡ります。 19 世紀初頭に陶磁器工場として再建され、最初の陶磁器が製造されました。

さまざまな苦難の末、グスタフスベリの陶磁器工場は 19 世紀後半に土台を築き上げ、主に陶磁器の家庭用品や美術品を製造しました。

しかし、グスタフスベリという名前が世界的に知られるようになったのは、世紀が変わってからでした。きっかけは、芸術的天才と呼ばれたヨーゼフ・エクバーグにより、スウェーデン工場で生産された最初のマスターピースでした。エクバーグが生み出した、釉薬の表面に模様を彫り込むスグラフィット技法は、人々の心を魅了しました。

20 世紀の最初の数十年間は、ヴィルヘルム・コーゲとベルント・フリーベリの作品の影響を受けました。すでに有名だったさまざまな陶磁器製品が、彼らの独自の芸術性でさらに豊かなものになっていきました。

その後、グスタフスベリの最大の躍進は、優れた芸術家であるスティグ・リンドベリによって牽引されました。リンドベリの考案した作品群の中でも、とりわけ象徴的なのはベルサ（Bersa）とアダム（Adam）の陶器セットです。これらは今日でも北欧ヴィンテージ食器のファンの間で特別な存在となっています。

その後数十年間さらなる成長を遂げるも、グスタフスベリ陶磁器工場は 20 世紀の終わりにかけて衰退していき、最終的にはいくつかの事業に分割されることになってしまいました。しかし、グスタフスベリの名前は今日でも、北欧ヴィンテージ食器の最も象徴的なブランドとして親しまれ続けています。